当院にお越しいただく方で一番多いのは、やはり「肩こり」さんです。
この肩がこるの「凝る」とは昔、夏目漱石三が「門」という小説で表現した言葉のようで
そこから「肩が凝る」というのが広まったことから、夏目漱石の造語といわれていたのですが
しかし、「凝る」という表現は江戸時代の文献でも既に使われていたとか・・・
なので夏目漱石の造語ではないと、「三省堂国語辞典 第8版」に記載されているようです。
でも、まぁ~昔話なのでね~
で、この「凝る」という状態は、実は「張っている」状態でして筋肉が引っ張られています。
引っ張られている筋肉を強く押せば当然筋繊維が破壊され、もっと伸びてしまいます。
もっと伸びるということは、「悪化」するということになります。
では、どうすればいいのか?
実は、肩こりさんの殆どの方が太ももの裏(ハムストリング)が硬いです!
そこを緩めると肩が楽になります。他にも鎖骨の下にある筋肉や腕も関係してきますが
結局はカラダ全身を触らないと改善しないのですが、太ももの裏はかなり効果的ですので
やってみてください。
くれぐれも肩を強く揉みことだけはやめてくださいね~