いつもありがとうございます。 健康管理士の八島です。
毎月、日本成人病予防協会から「ほすぴ」という健康情報誌が届きます。
今日はその「ほすぴ」から健康情報をお伝えします。
「インフルエンザの新たなワクチン」について
厚生労働省の専門部会は2023年2月27日にインフルエンのザワクチン「フルミスト点鼻液」について製造販売を認める方針を了承しました。そして3月27日「インフルエンザの予防」を適応として国内製造販売が承認され、国内で初めて鼻スプレー型のワクチンが実用化されることになりました。このワクチンは2歳以上19歳未満が対象となります。医療機関で左右の鼻腔内に0.1mlを一回ずつ噴霧するだけで接種が完了し、効果は一年程度持続します。
このワクチンの対象年齢は、2歳から19歳となっていますが、大人は既に一定の抗体を持ていることから、このワクチンを投与すると既存の免疫がワクチンのウイルスを排除するようで効果が弱くなることが考えられるようです。
ただ、免疫不全や喘息の方、長期のアスピリン治療を受けている方は接種できないので医療機関での確認が必要となります。
これからインフルエンザがピークになるようですので、しっかりとした予防が必要ですね!